「シロアリって木材を食べるから有名だけど、羽アリの段階では黒色のシロアリもいるんだよ。それに、実はシロアリってゴキブリの仲間なんだって！今回はシロアリの生態や見つけ方、駆除方法について楽しく学んでみよう♪」
目次
シロアリが家に侵入？！シロアリの種類や生態、クロアリとの見分け方を紹介！
シロアリって、1つの巣に数万から数百万匹もいるんだよ！1匹あたりの被害はさほどでも、数が多くなると被害が甚大になっちゃうんだ。でも、見た目が似ているクロアリもいるんだよね。気付かずに被害が進んでしまうこともあるから、今回はシロアリの生態や種類、クロアリとの見分け方をご紹介しよう！※当社が調査した情報をもとに作成しています。
シロアリの生態
シロアリは、アリと名前が付いてるけど全く違う昆虫だよ！
シロアリは1つの家族で暮らす、いわゆる「お家の大将」が女王シロアリ。
女王シロアリ以外の家族は、家のお手伝いの働きシロアリと、敵を寄せ付けない体を持つ兵隊シロアリに分かれてるんだ。家族が大きくなると、何人かの家族がフライトしようとするんだけど、落ち着いた場所で新しく家族を作るための巣を作るんだよ！
シロアリの種類
日本には22種類のシロアリが生息しているんだ！でも家屋に被害を及ぼすシロアリは5種類で、主要なのはヤマトシロアリとイエシロアリなんだ。
イエシロアリは12～16mm（羽を含む）で黄褐色の体に乳白色または淡黄色の羽が特徴的。
ヤマトシロアリは7～10mm（翅を含む）で黒褐色の体に黄色い前胸背板があって、淡い黒色の羽がついているよ。
見分けるには、イエシロアリの兵アリは頭が卵型、ヤマトシロアリの兵アリは頭が長方形なのが特徴だよ。
でも、コロニーにいる働きアリは見た目が似ているから、運が必要だね。ヤマトシロアリの羽アリが飛び立つのは4～5月の朝、イエシロアリの羽アリは6～7月の夕方から夜にかけて飛び立つことが多いんだ。
クロアリとの違い
シロアリとクロアリは見た目や名前が似てるけど全然違うんだよ！例えば、住居の中の食材を運び出すのがクロアリで、住居の木材を食べるのがシロアリだよ。
見た目も違うんだ。クロアリの触角はL字型だけど、シロアリの触角は球体がまっすぐ連なってる形だよ。クロアリはくびれがあるけどシロアリは寸胴なんだ。羽の大きさも違うんだよ。シロアリの羽は前も後ろもほぼ同じ大きさで、クロアリは後ろの羽が小さいんだ。
最も大きな違いは生物分類だね。シロアリはゴキブリ類だけど、クロアリはハチと近縁関係にあるんだよ！
シロアリの被害について
シロアリの被害は、建物にとって大変厄介なものです。
シロアリの種類によって被害場所や規模が異なりますが、一般的に言えるのは、木材を食べることで建物を崩してしまうことです。 特に、ヤマトシロアリは湿った木材が好物で、浴室や台所など湿気の多い場所に被害が集中しやすいです。
風呂場やトイレ、キッチンなどに被害が見られます。また、雨漏りや水漏れがあると2階や天井裏まで侵入してしまうこともあります。追加で、断熱材とコンクリートの間に通り、建物に侵入することもあります。ですから、シロアリには早めの対策が必要です。
シロアリ被害の可能性がある家屋の特徴
シロアリ被害が起こりやすい家屋には、ちょっとした特徴がありますよ。たとえば、日が当たらない場所や風通しが悪い床下にある木材は、シロアリにとって美味しいエサになっちゃいます。家の周りに植えている木や柵も要注意で、シロアリが棲みやすい環境になっているかもしれません。
湿気が多い場所もシロアリの住みやすい場所です。エアコンの室外機や雨どいの水が地面に流れてしまっている場合も要注意！建物に直接地面が接している場合やウッドデッキがある場合もシロアリが被害を与える可能性が高くなります。
シロアリが被害を与える前に、こうした特徴を見逃さずにチェックしておくことが大切ですね！
シロアリの駆除・対策方法
シロアリを見つけたらすぐに対策をするのが大事！市販の薬剤を使った対策方法やプロに依頼するメリットについて、わかりやすくお伝えしますね。
市販の薬剤を使った対策方法としては、シロアリ退治用の液剤やスプレーがあります。ただし、これらの薬剤はシロアリがいる場所に直接散布する必要があるため、素人が勝手に行うのは危険です。また、シロアリの巣を見つけることができない場合は、効果が薄い場合があります。
プロに依頼するメリットとしては、信頼できる専門業者はシロアリの生態を理解しており、最適な方法で対処できます。また、薬剤や用具を適切に取り扱うことができるため、効果的な駆除が期待できます。ただし、費用がかかることがあるため、事前に見積もりを取ることが必要です。
シロアリの対策としては、定期的な点検や予防措置が重要です。木材の水分量を抑え、湿気の多い場所を防湿すること、木材にシロアリの侵入口を作らないように穴の塞ぎやガードの設置などが効果的です。
【シロアリ駆除】
シロアリは木材を食べる害虫です。彼らが築いた巣は、人々の住宅や建物を破壊するほどの被害を引き起こすことがあります。そのため、シロアリ対策は非常に重要となります。ここでは、シロアリ駆除の方法や費用、補助金、そして駆除剤についてご紹介します。
【シロアリ駆除自分で】
シロアリ駆除を自分で行う場合、まずはDIY用の駆除剤や捕獲器具などを用意しましょう。具体的には、トラップやゲル剤、液体剤、そしてパウダーなどがあります。これらを塗布して、シロアリの侵入口に散布し、駆除効果を上げることができます。ただし、DIYでの駆除には限界があり、重度のシロアリ被害に対しては専門の業者に依頼した方が良いでしょう。
【シロアリ駆除費用】
シロアリ駆除には、その規模や駆除方法によって料金が異なります。駆除方法によっては、高額な費用がかかることがあります。シロアリ駆除業者による査定を受けることで、駆除範囲や駆除剤の量、そして作業時間などを評価してもらうと良いでしょう。その際、見積もりの詳細を確認し、細かい料金設定を把握しておくことが大切です。
【シロアリ駆除補助金】
近年、自治体がシロアリ駆除に補助金を出している場合があります。補助金の対象となる条件は、自治体によって異なりますが、一般的にはオーナーが居住している住宅に限られることが多いです。補助金を受けるには、事前に自治体に問い合わせて、支援内容を確認することが大切です。
【シロアリ駆除剤】
シロアリ駆除に有効な剤は、多種多様に存在します。中でも、一般的なのが液体タイプの殺虫剤と駆除ゲルです。液体タイプの殺虫剤は外装部や天井、フローリング、木製建具などに散布し、アリたちが通る場所を塗ったり、継ぎ目に注ぐなどして掃き溜めのアリたちを駆除します。駆除ゲルは、トラップとして設置し、アリたちを集めて駆除剤を摂取させることができます。
シロアリ駆除は、直接的な効果だけでなく、予防効果があるので、定期的な点検や駆除を行うことが大切です。上記の情報を参考に、シロアリ対策を行い、必要に応じて専門業者に依頼しましょう。
まとめ
材に発泡ウレタンを吹き付ける、建物の周りに土を盛るなどの対策があります。また、家の周りに置く植物や柵も、シロアリが棲みやすい環境を作ってしまうことがあるので、注意が必要です。
シロアリに対しては、早めの対策が必要です。点検や予防措置をしっかりと行い、問題があった場合は専門業者に相談することが大切です。