梅雨時期、夏の時期の湿度管理には要注意!!最近の暑さでは30度超えは当たり前になってきました。この暑さになってくると必然的に上がってくるものがもう一つあります。
それは「湿度」です。
湿度が高く「70%」を超え始めるとカビの繁殖がかなり盛んになってきます。
そうなんです!70%を超えてくると危険なんです。
なぜ危険かというと、
- カビの胞子が部屋中に蔓延します
- 洋服、靴、カバン、にいたるまでカビが繁殖します
- 寝室のカビが繁殖すると気持ちよく寝ても居られません
- カビはアレルギーの元になる
- カビが繁殖しているということは「ダニ」も増えている
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あなたの部屋の湿度は適正? | 70%超えると危険なカビ繁殖の条件とは?
ポイント
温度
カビの繁殖条件は5度〜45度で繁殖します。冷蔵庫の中でもカビている食べ物をみたことはありませんか?実はかなり低い温度でもカビは繁殖するんです。
一般的には20度を超えると急激に活発になり、28度を超えてくると繁殖がかなり盛んなります。
湿度
梅雨時期の湿気は湿度70%超えたあたりからが危険です。何故ならカビが繁殖しやすくなるからです。湿度60%以上でも繁殖しますが、80%を超えると猛烈な勢いで繁殖します。
栄養分
カビが繁殖するには水分と栄養が必要です。
ホコリ、汚れなどが栄養源で、なんと塗料、接着剤なども栄養分になります。
酸素
カビが繁殖するためのは酸素が必要で、大事な洋服などをしまうのに密封して「脱酸素剤」などを入れて閉まっておけば、カビや虫などは生きられません。
カビの繁殖条件からも分かるように、梅雨の時期の湿気対策にはまず湿度を60%以下に保ちカビの繁殖を抑えることが大事です。また除湿機と併用して扇風機やサーキュレーターなど活用して部屋の空気を動かす必要があります。さらにはエアコンの除湿機能も利用しましょう。
また空気清浄機も活用して、室内の空気を綺麗にする事もとても大事で、ホコリや汚れがカビの繁殖を助けてしまうので綺麗な環境作りもとても大切!こまめな掃除を心がけましょう。
ちなみに湿気は10㎝程度のコンクリートの壁であれば通過できるほどの細かいサイズです。除湿機を使い、家や部屋の除湿を50%〜60%にできたとしても、1度電源を切ってしまうと湿気は約6時間もあれば元どうりになります。
また湿気対策で窓を開けての換気は、外の湿度によっては逆効果になりますので、温度と湿度を確認してから換気するかを判断しましょう!!
せっかくカビの繁殖しない状態にしたのに、これでは意味がありません。
少し電気代はかかりますが、カビができるよりはましです。
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湿気の時期はカビ対策!後で後悔しないためにこれだけは抑えよう!
あなたの部屋の湿度は適正?70%超えると危険!放っておくとこうなる
カビが繁殖するのは分かっていただけかと思いますが、湿度70%を放っておくとどうなるのか?
湿度70%カビを放っておくと
- カビが生える
- 健康被害が出てくる
- 食中毒が発生しやすくなる
- 体の疲労感が取れない
といった具合に、湿度70%を放っておくとカビが生えることはもちろんのことで、健康的な障害も大変でやすくなります、近年ではアレルギーの原因の1つとして、カビやダニが関係していることが分かってきました。アレルギー性喘息やアレルギー性アトピー、アトピー性皮膚炎などもカビやダニが原因といわれています。
湿度の上昇による細菌の活発化でおこる「食中毒」も危険です。毎年ニュースで上がってくることが、実際に自分の身におこるかもしれません。細菌による食中毒にかかる人が多くなるのが、気温が高く湿度が高い5月~9月です暖かい部屋の中に長い時間置いておくと細菌が増えていきます。
湿度がもたらす疲労感も忘れてはいけません。湿度が70%を超えると体の汗が乾かなくなり、肌ストレスを感じ始めて、体がベトベトで余計に重く感じやすく、いつもと同じ作業でも大変疲れやすくなり、美容を気にしているかたにも肌の汚れや皮脂もたまりやすく不快感だけが残ります。
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